2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧
今晩の宿は、この寺の門前に有る堂々たる和風の木造、食事処を併設する料理旅館。 遍路宿としては少し高かったが、今日が今回最後の宿なので少し奮発した。 林芙美子をはじめ、文人や財界人が利用したこともある明治24年創業の旅館らしい。 玄関先には林芙美…
JR窪川の駅前を通る道の両側には、以外にも喫茶店や小料理屋風の一杯飲み屋の ような店が多い。 思ったよりも賑やかな街並みだ。 道幅はさほど広く無いが、車の通りも少なくない。 そんな道を5分ほど歩くと複雑に交差する五差路に出る。 教えられたとおり…
ここを登れば峠に出る。 解っていても苦しくて動けない。 目の前の階段が、聳え立つ壁のように見える。 ここまで何とか休み休み登ってきたのに、ここに来てどうにも息苦しくて動けない。 あの“へんろころがし”焼山寺登山道の時と同じような状態に陥ってしま…
人家が次第に少なくなってきた。 ここら辺りまで来ると、車も余り通らない。 道は、アスファルト舗装され歩きやすいが、次第に日影が無く成り、上からの 日差しと、下からの照り返しで堪らなく暑い。 こんな道が延々と続く。 時折遥か先の、山の高いところを…
今日も快晴。 天気予報によると、午後は雲が広がり、天気は下り坂と告げているが、とてもそんな 気配は感じられない。 37番・岩本寺までは、30キロ余り、287mの七子峠を越えて行く。 前半は、ほぼJR土讃線に沿って延びる国道56号線をのどかに歩く。 すぐ…
内ノ浦出見の遍路小屋で一休み。 暑いので、どうしても休憩の数が多く成る。 内ノ浦トンネルを抜けるとみかん畑の広がる海辺の道を歩く事に成る。 ここは、ポンカンの産地らしい。 内ノ浦の集落に珍しく喫茶店が有った。 この先で食べられる保証も無いので、…
ここからは宮崎さん(宮崎から来た一人歩きの遍路だから)と小牧さん(小牧から来た一人 歩きの遍路だから)と後先に成りながら岩本寺を目指す。 宇佐大橋を渡ったところで県道23号を左折する。 左手に内ノ浦湾の静かな海を見ながら、淡々とした自動車道を行…
今日の最高気温の予想は34度、朝から暑い日差しが照りつける。 初日から今日まで、最高気温が1度ずつ上がってきており、毎日夏のような 暑い日が続いている。 宿に荷物を置いたまま36番・青龍寺に向かう。 道端の赤い前垂れをしたお地蔵さんが導いてくれるの…
龍の浜と言われる、美しい海岸の前に宿は建つ。 館内に一願成就の黄金の大師像を祀り、ここもお遍路さんには評判の良い宿らしい。 お大師さんが杖で示された場所を掘り下げたら噴き出たと言う45度の温泉が有る。 ナトリウム・カルシウム塩化物温泉の、少し塩…
36番・清龍寺までは14キロ余り。 その1キロ半程手前に今晩の宿が有る。 今登ってきた急坂を降りる。 地図的には、今来た仁淀川大橋近くまで戻り、そこから南に向かえば良いはずだが、 町中の道は解りにくい。 国道沿いのコンビニの前で、軽トラのお兄さんに…
コンビニで弁当を買い求め、暫く国道を歩き、再び堤防道に戻る。 仁淀川に、投網を打つ漁師の小舟を眺めながらの歩きは、暑いけど気持ちが良い。 そろそろ堤防道から下の集落に降りる頃だが・・と注意深く遍路シールを求めて来たが 一向に見付からない。 京…
これだけ道を間違えると普通は誰だってより慎重に成るものだ。 しかしこの二人に付いて言えば、まったく懲りていない。 先ほど間違えて30分も余分に歩いているのに、34番を出ていきなり道を間違えている。 35番・清滝寺まで12キロ余りの長丁場を歩きだす。 …
風を切って海の上を走る渡し船は快適だ。 対岸には僅か5分足らずで着いてしまうが、ほっと出来るひと時を提供してくれる。 降り際に船長に宿の所在を尋ねると、「降りて真っ直ぐ、15分程だ」と教えてくれた。 今晩の宿は、33番・雪蹊寺の目の前にある遍路に…