簾満月の「バスの助手席」

鉄旅、車旅、バス旅、歩き旅、旅なら何でも好きなシューちゃんのブログです。

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

一期一会 (四国遍路の旅)

思えば四国を一周する歩き遍路の旅は、人との出会いの旅でもあった。 まさに「一期一会」 今、フィナーレが近付き、道中で出会った人々が走馬灯のように蘇ってくる。 その夜出会ったのは、オランダから来ていると言う女性遍路だ。 手に英語で書かれたガイド…

そして一番へ (四国遍路の旅)

1番札所・霊山寺を目指し、7時前に宿を発った。 ここからは国道377号から県道2号に入り、まず懐かしい10番・切幡寺をめざし、 そこから逆にたどり1番に向かう42キロほどの行程だ。 昨夜同宿の三人は、一気に向かうと言い、早発ちした我々を途中道で足早に追…

民宿「八十窪」(四国遍路の旅)

「すぐ近くに来ているけど・・・」と電話を入れると、「うちは12時過ぎたらいいんよ、 いつでもきて」とありがたい返事だ。 そんなわけで2時前に早々と宿に入り、風呂に入り、洗濯を済ませ夕食を迎えた。 この日の予約客は6人、まだ一人着いていないと言う事…

結願の地の宿 (四国遍路の旅)

結願の夜の宿をどこに取ろうか、今回の計画の段階では色々と考えていた。 元々区切り打ち最終回の日程は十分に余裕を待たせ設定していたので、如何様 にも組み換えが出来、この間色々アドバイスもいただき、選択肢を検討していた。 当初は88番を打った後、10…

81番結願所・大窪寺(四国遍路の旅)

両側に「四国霊場 結願所」「医王山 大窪寺」の石柱の立つ参道を進み、まだ 新しそうな、巨大な山門を潜る。 聞けばこの山門、平成2年に完成した鉄筋コンクリート造りだそうだ。 結願所・88番大窪寺は、巨岩の目立つ矢筈山(782m)を背にして、その東側に広…

一歩一歩また一歩(四国遍路の旅)

サロンに立ち寄り、その前にある「道の駅・ながお」にも立ち寄って県道3号線に 戻り、歩き始める。 山の方には黒い雲が低く掛っている。その雲の仕業なのか、この時少し雨がぱら ついて来たが、降り続く様子も無くすぐに上がった。 歩き続ける県道3号は、所…

お遍路交流サロン (四国遍路の旅)

長尾の町からひたすら県道3号線を緩く上りながら歩くこと1時間余り、山が迫った 前方の狭間に、巨大なコンクリート製のダムが見えてきた。鴨部川を堰き止めた前 山ダムだ。そのダム湖を回った先に「前山おへんろ交流サロン」はある。 ここは、NPO法人「遍…

結願へのルート(四国遍路の旅)

1番の霊山寺から始まった1200キロにも及ぶ長大な遍路道が、いよいよそのフィ ナーレを迎えようとしている。 ここ87番から88番に至るルートは、長尾の町からダムのある前山までは約5キロで、 ほぼ一本道、選択の余地も無く、迷う心配もない。 ここから先は大…

若い女遍路(四国遍路の旅)

結願の日の朝、テレビの天気予報はしきりに「曇りのち雨」を告げていた。 外を見るとまだ雨は降り出してはいないが、どんよりと重そうな雲が空一面に低く 覆っていて、何時降り出してもおかしくはないような雲行きである。 この日は88番門前の宿に予約を入れ…

長尾寺と静御前 (四国遍路の旅)

志度を後に長尾の町に入り古い町並みの一角にある87番札所・長尾寺に到着 した。町の通りの角を曲がると、仁王門の前に背丈ほどの石塔が二基建っている。 説明書きによると経憧(きょうどう)と言うものらしく、経文を埋納する施設として、或 は供養の標識と…

補陀落渡海(四国遍路の旅)

87番札所・長尾寺までは凡そ7キロ、海から外れ、県の中央部、南の山に向かう 平坦な道程である。 これから向かう長尾寺も、先の志度寺も山号は同じ「補陀落山」である。 「補陀落」と聞くと、思い浮かぶのはやはり「補陀落渡海」のこと。 これらのお寺もかつ…

名菓 竹林糖(四国遍路の旅)

原から国道を左折、志度街道を直進して来れば、その行き当たりが志度寺である。 その手前の右角、また、丁度国道から進入してきた道と交差する左角に、赤いテント に「元祖 名菓 竹林糖 三浦でんぼや」と書かれた古い店が有り、気になったので 覗いてみる。 …

86番札所・志度寺(四国遍路の旅)

志度の駅前で昼食を済ませ、ゆっくりと休んだ後、国道を折れて海に向かい暫く 歩く。虫籠窓のある民家、古い醤油屋さん、昔の門前通りの風情を残す通りを歩く と右手正面に五重塔が見えて来る。86番札所・志度寺である。 寺域に入るとすぐ右手に塔頭・自性院…

牟礼の町 (四国遍路の旅)

ケーブルの山上駅を右に見て、裏参道の車道を下る。 この道は県道らしいが、お寺の下で行き止まりになり、そこに十分な駐車スペース が無いものだから、参詣の車の路上駐車で大混雑している。 長くうんざりするような下り坂をひたすら歩き続ける。 背後の屋…